金魚が寝落ちする瞬間
金魚はいつ寝ているんだろう、という疑問は、金魚を飼っている人ならば一度は抱くものでしょう。
魚は目を閉じないから、泳ぎ方を見ないと寝ているのかどうかわかりません。でも、短い睡眠を繰り返しているのは、確かなようです。じっくり観察してみたいものです。
ただ、私の家にいる、東錦の「そば子」に関しては、寝ている瞬間がとてもわかりやすいんです。
↓こういった瞬間に「あ〜あ、眠いな.....」とだるそうな雰囲気になって、一瞬「ふっ」と寝オチします
「お前は、人か?」と言いたくなるくらいわかりやすい金魚です。
あとは、わたしが夜遅くに帰ってきた時。
暗い水槽の底で、水草に顔を突っ込んで動きません。
どう見ても寝ています。
「悪いなぁ」と思いながら部屋の電気をつけると、今度はむくっと起きてきて、砂を蹴散らし、必死の形相でエサをねだってきます。そば子のスイッチが電気と一緒に付いちゃったんじゃないかと思うくらいの飛び起きっぷりです。
そこで、らんちゅう用のベビー・ゴールドを5粒ほどやるのですが、それを猛烈サラリーマンみたいに必死に食べつくすと、今度は「お腹が重い......」。砂利の上に座って休みます。そこで、またウトウト。
君は、本当に金魚なのか?
そば子が砂利に座っている時は、起きていれば、体がまっすぐ立っているのだけれど、ウトウトし出すと、体がエアレーションの水の揺れに従って、左右にフラフラっと揺れます。
それで「あ、そば子、ウトウトしてるな.....」とわかるわけです。